Bi系層状化合物の層空間を利用した新規イオン導電体の創製

お菓子のウエハ−スみたいな層状の化合物の層と層の間に
イオンが動いちゃうクリ−ムみたいな化合物を挟み込んで仕上げました。
シェフ自身、どんな味になったのか分からないのでただいま試食中。モグモグ。



さらに詳しく知りたい人は・・・。

NaS電池などに利用されているイオン導電体に、β"-アルミナがある。
β"-アルミナが高イオン導電を示すのは、層状構造を基本とした
二次元イオン導電面が存在するからである。
そのような高イオン導電を示す二次元イオン導電面を、
Bi系層状化合物の層空間中にインタカレ−ションプロセスを用いて構築することにより
新たなイオン導電体を合成しようというのが目的である。
これまでに新規イオン導電体の合成に成功しており、現在その諸物性の検討を行っている。



先日出席した、2000.12.7「MRS学術シンポジウム」の結果は…

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