「分子ふるい」って?
当研究室では「分子ふるい」特性のあるゼオライトを用いて研究をしています。
 ゼオライトはとても小さな穴のあいた物質です。
その穴のサイズや形はゼオライトの種類によって違っています。
(↑ココがポイント)
その小さな穴を「ふるい(篩)」のように見立てることで,
有用な物質とそうでない物質(もちろん人間にとってですが・・・)を
分離することが可能となります。(とてもミクロな世界でのお話。)
 また,その小さな穴は有害な物質をくっつけて留めておく機能も持っているので,
悪臭の原因とされるアンモニアなどの吸着剤としても利用されています。

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 その他にもゼオライトは様々な有用な特性を持っているので,
最近では様々な用途に用いられています。いくらか本も
出版されているので,興味のある方はそちらをご覧ください。