次年度の勉強の仕方を 有機化学II, III

単位を落とした学生へ

1 追試などの救済処置はしません。
追試などは行わないことはすでに、講義でお伝えしています。
また、成績は確定しています。
救済処置をお願いされても、単位が出た後に、単位を出すような行為はできません。

2 落としてしまったら担当教員に次年度の勉強の仕方を相談しよう
 救済処置のお願いをしに教員にお願いしてまわる学生もいますが、私は救済処置はしません。それよりも、何が原因なのか、そして次年度、どうやったら単位がとれるのか、卒業や進級に向け、落としている単位については、具体的な勉強の方法を担当教員に相談することの方が大切です。それは、個人個人によって、どうして落としたのかという理由が異なるからです。
 私に聞きにくかったら、当学科ではクラスアドバイザーの制度がありますので、クラスアドバイザーの先生経由の相談でもかまいません。是非、勉強の仕方を相談してください。

3 次年度に単位をとるために
次年度も試験はノート持ち込み可でやります。
次年度も同じ形式で行います。そして、次年度も追試はしません。

次年度の勉強の仕方としては
1 1冊ノートを買う。
2 毎回講義に出席し、黒板の板書をノートをとる。
3 毎回、講義の後、教科書の問題を全部ノートに解いてみる。
4 答えあわせをして、間違った問題をとけるようになるまでとく。
5 そして、わからない内容が出て来た場合
(その1) 以前勉強した章に書いてあることがある。そうした場合は、まわり道でも、前の章に戻って勉強をする。
(その2) 質問にくる。
とにかく、まず、これをしてください。

そして次の勉強方法は単位を落とす確率が上がります。やめましょう。
1 講義に出ずに、試験前になって友人からノートを借り、自分のノートを作る。そして試験にのぞむ。
2 問題を解かずに解答をノートに写す、そして試験にのぞむ
(写すだけの作業をしただけでは、そもそも教科書に何が書いてあるのか、講義で何をしていたのか理解していないので、問題を教科書の順番通りに出題しても、試験時間中に、該当の問題や範囲をノートから探すことすらできません。問題を解かずに、解答を写すだけの勉強はやめましょう。)
3 教科書や参考書を入手しない。
4 わからないことがでてきても、前の章に戻って復習をしない。
(有機化学は積み上げです。わからないまま、突然試験範囲の章だけ勉強しても、わからないままです)

勉強したけれどできなかったという学生がでにくいように、有機化学では「ノート持ち込み可」にし、試験の平均点も80点前後に設定しています。上に書いた方法で勉強をし、ノートを試験に持ち込んだら鬼に金棒です。次年度に有機化学II, IIIの単位を落とす確率は大幅に減ると思います。

プッシュ通知を