新しいサブナノ秒過渡吸収測定システム(RIPT法) でなにができるのか?
その特徴と利用例
講師:株式会社ユニソク 分光事業部 中川達央 博士
日時:2019年2月15日 14:00~15:00
会場:岡山大学環境理工学部 106講義室
内容:過渡吸収(TA)分光法は光によって誘起されるさまざまな高速現象を実時間で観測できる非常に有用な技術ですが、現在広く使われている計測手法には「観測時間域のギャップ」といわれる、1〜10ナノ秒領域の測定が非常に困難という問題点がありました。岡山大学には、株式会社ユニソクが開発した、このギャップ問題を解決する測定法(RIPT法)を利用したTA装置が導入されています。そこで、本測定法の開発者である、中川達央博士にお越しいただき、その測定法の特徴や、どういった研究に応用すると力を発揮するのかといったことを解説していただく講習会を開催することにいたしました。本講習をきっかけにして、興味を持っていただいた学内・学外の研究者の方々との共同研究を開始することができればと考えておりますので、広く、学内外からの参加を歓迎いたします。
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