- 昨年度(対面)と異なり、今年はコロナ禍の影響から、オンデマンド形式のオンライン講義となります。ただし、小テストや課題に期限が設けられるので、できる限り、オンタイムで受講していただくようにお願いします。
- オンライン講義は、Moodleと、こちらのホームページが連動する形で利用します。毎週、両方をチェックするようにしてください。
- 成績は、小テストと課題レポート(期末試験がある可能性があります)にて評価します。小テストは、全問正解が単位取得の条件です。回答期間中であれば、何度でも繰り返し受験可能です。
【受講するうえでのポイント】
- 講義は教科書に沿って進行します。予習・復習をして講義に臨むこと。
- 講義には、ノート、教科書を持ってくること。
- 教科書の問題をすべて解けるようになることが目標です。
- 各自、教科書の問題をノートに解き、正解できるまで繰り返し練習すること。
- スライドの図は基本的に教科書の図をそのまま使用しています。
- 成績は小テストと課題レポート(期末試験がある可能性があります)で評価します。小テストは、全問正解が単位取得の条件です。
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【1】この講義を受講する上で、必ず購入する必要があるもの
教科書「有機化学 改訂2版」(奥山 格・石井昭彦・箕浦真生 著、丸善出版)
教科書は、「基礎有機化学・有機化学I ~ V・環境有機化学I ~ II」の講義で共通して使用し、講義の理解に欠かせない。他の科目の教科書と異なり、3年間使い倒すものなので、単位数あたりの価格を考えれば「お得」。
*The textbook in English is available:
“Organic Chemistry: A Mechanistic Approach”(Tadashi Okuyama, Oxford Univ Pr Childrens Books)
【2】参考書
「有機化学 問題の解き方」(奥山 格 著、丸善出版)
教科書の中の問題の解答・解説が記載されているので、自習に活用してください。
【3】教科書の勉強の仕方
《勉強ノートを一冊準備》
教科書の問題をすべて解けるようになるのが目標なので、まず、ノートを一冊準備し、教科書を1ページめから読み進みながら、問題1.1から順番に解いていく。問題を解いたら、答え合わせをして、正解・不正解を教科書にマークしておく。復習の際は、不正解だった問題にチャレンジし、確認しておけば、評価試験は完璧です。
《予習と復習》
講義は教科書に沿って進みます。次回の講義分について、教科書を読み、一度、問題を解いて確認しておくと、講義時に、分からないことを質問しやすくなります。講義終了後は、必ず、問題を解き、理解度を確認して下さい。講義で分かったような気になっても、問題を解くと、理解が不足している部分に気づくことができます。
《Web教材を利用しよう》
教科書には、豊富なWeb教材が準備されている。簡単な予習復習から、より深い学びまで、各人のレベルに合わせてWeb教材を利用しよう。
《Tips》
有機化学は,教科書の1章から順番に知識を積み上げることではじめて理解できる。従って,いきなり3章を勉強して,問題を解けるかというとまず解くことができない。分からなくなったら、はじめから教科書を読み返すことがコツ。
【4】成績評価
成績は小テストと課題レポートで評価します。小テストは、全問正解が単位取得の条件です。回答期限までであれば、何度でも繰り返し受験が可能ですので、全問正解するまで繰り返し受験してください。回答期限を確認するのを忘れると、きっと悲しい気持ちになるので、注意しましょう。
なお、この小テストでは、理解できていない部分を発見し、教科書を再度読んで、理解を深めることを目的としています。答えを暗記することに意味はありません。理解できていないまま、先に進まないように、お願いします。
それから、期末試験が実施される可能性があります。そのつもりで準備してください。
【5】質問について
質問があれば、まずは電子メールで。面談については、アポイントを取るのが吉。
【6】講義進行予定(予習・復習に活用して下さい)
【7】最後に
高校までと違って、大学の「有機化学」は、暗記科目ではありません。教科書の1ページ目から順を追って理解していけば、ほんの少しのルールを覚えるだけで、あらゆる分子の性質や反応を自在に予測し、また、使いこなせるようになります。
化学という学問において、最も重要な概念ともいえる「分子」について、とことん考える「有機化学」を、一緒にenjoyいたしましょう!
【資料ダウンロード】
アメリカ化学会90周年記念化学の年表(2013年版)<pdfの少し重たいファイルです。
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努力した分だけ実力がつく。努力した分だけ好きになる。
ボロボロになるまで教科書を読み、問題をすべて解けるようになった時が
研究者としてのスタートラインだ!