多様な分子をどう分類するか分かると、分子の理解が一歩進む

どんな分子でも、ルイス構造式をスラスラと書けるようになったみなさん。
こんにちは(^_^)

本日は、分子の多様性との付き合い方。すなわち、分類と名前、のお話です。
それでは、早速、次の講義動画を御覧ください。

炭素と水素だけで、ものすごい沢山の構造を作ることができる。その秘密は、不飽和結合や構造異性体にあるわけですが、この多様性こそが、世界を面白くしている源とも言えるのではないでしょうか。そして、分子に使われる元素は、炭素と水素だけではありません。ホウ素、窒素、酸素はもちろん、ハロゲンやリン、イオウ、セレンなど、私達の身体の構成要素を考えただけでも、数多くの元素が分子の中に組み込まれ、その性質に基づいた、様々な働きをしています。次の講義動画を御覧ください。

官能基名を覚えないかんの〜、とか言って、有機化学が嫌いになる方もおられるかと思います。
あえて、言いますが、覚えなくてもOK。これから、3年生になるまで有機化学を勉強していく中で、自然と、覚えてしまうものなので、無理に覚えようとしないのがコツかと思います。分からなくなったら、教科書を見れば良いのです。

今日のお話のポイントは、多様な分子を分類する方法論としての、官能基であり、命名法です。そういうものがあるのだということを記憶にとどめて頂ければOKなのです。

なぜ、構造異性体を意識したり、官能基に気を配ることが大切なのか?
といえば、それを足がかりに、分子の性質を考察することができるから、ということになります。
本日は、その触りの部分として、分子の沸点や溶解性を、分子間力の観点から考察してみましょう。
次の講義動画を御覧ください。

ご苦労さまでした。
本日までの講義は、半分、高校の化学の復習といった内容だっただろうと思います。
次回から、いよいよ、大学らしい内容になりますので、ご期待ください。
そして、もしよろしければ、正月休みに、教科書を、どんどん読み進めて、問題を解き、理解を深めておいて下さればと思います。今一度、有機化学の勉強法をこちらでご確認ください

小テスト受験を忘れずに。

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