学生の頃は、ジャーナルクラブ(雑誌会、論文妙録会)前になると「図書館に行ってきます」と自分の発表のネタ探しに図書館に行っていましたが、休憩時間にWebで論文を見ることができるようになり、今では自動で最新の論文を収集してくれるような時代になりました。電子ジャーナルを見て、常に最新の情報を追いかけることは難しいのですが、Google アラートを使うと、最新の論文探しを自動化してくれて、メール (G mail) でお知らせしてくれます。今回はこの方法(コンピューターにできることはコンピューターにやらせちゃえ)を紹介します。
流れ
1 Google Scholarで自分の欲しい論文のキーワードを設定する
2 キーワードに合致した論文がGoogle Scholarに登録されると自分Google アカウントのメールに論文のリンク先の情報が届く(ニヤリ)
次に実際の登録の手順を説明します。
1 Googleアカウントにログインした状態でGoogle Scholarの画面左の3本線をクリック
2 次の画面のアラートをクリック
3 表示される「アラートを作成」というところをクリック
4 普段、Google Scholarで検索するようにキーワードを入力する
たったこれだけです!!
複数のアラートを作りたければ、上の項目3と項目4を繰り返し、複数のアラートを作成してください。
アラートを消したいなあというときは、項目3のアラートが複数表示されている画面の一番右のキャンセルを押せばオッケーです。
最後に
紹介はしましたが、実は、JACSとかのサイトに入って、ASAPで、こんな論文がでたんだ。と自分の研究に関係していない論文を見るということも良いことだと私は考えています。全く自分の研究に関係なくて自分の研究の役に立たなくても、将来、目にしたときには思ってもいなかった場面で、「そういえば、そんな報告ってあったよね?」と、将来の自分の知識の引き出しを作ってくれる良い機会になると思います。ですので、全てアラート任せというのもいかがなものか?とは思いますが、ご自身で上手に使ってみてください。
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