ヒートポンプ技術の鍵は化学物質(熱媒体となる分子)の開発になっている

(このページは第3回の講義の資料になっています)

前回の講義でフロンについて一緒に考えました。有機化学の力(分子技術)で新たに開発された代替フロンは、オゾン層破壊係数(ODP)ゼロを達成しており、オゾンホール問題は化学の力で解くことができつつあると分かりました。

そもそも、フロンは、冷蔵庫をはじめとする、ヒートポンプの熱媒体として大量に利用されてきたわけですから、代替フロンの主戦場は、このヒートポンプということになります。そして、代替フロンの次の課題は、地球温暖化への影響を最小限に抑えることでした。

参考になる、中西準子先生のホームページの記事を以下に示しておきますね。

525-2010.7.8「エアコンの省エネ効果について」

526-2010.7.15「エアコンの使用時間と電気料や温暖化効果(ヒートポンプ問題)」

530-2010.8.31「カーエアコンの冷媒が新しくなるようだ」

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