就職・進路

卒業生の声

プロセス工学を活かした発酵工業

平成20年度 環境物質工学科卒業
平成22年度 環境学研究科博士前期課程修了

現在私は、発酵工程の工業化研究に携わっています。工業化研究は、実製造へ直結する部門であるためスピーディかつ安定したプロセス構築が必要です。

大学では、プロセス工学系の研究室に在籍してプロセス設計や開発の基礎となるような知識・技術を学びました。また、環境問題に配慮したプロセス設計という考え方は現在でも役に立っており、学んだ知識をフル活用して全力で仕事をしています。

ぜひ本学部で環境や化学など幅広く学び、社会で活躍できる技術者になることを期待します。

環境問題に、化学的な視点からアプローチ

平成21年度 環境物質工学科卒業
平成23年度 環境学研究科博士前期課程修了

現在私は、化学品の研究開発に携わっています。

研究開発業務では、新規材料・製法の開発を行っています。まだ世の中にない材料や製法を生み出すために、広く、専門的な知識が求められます。

大学、大学院ではそのためのベースとなる、基礎的な化学の知識を学びました。また、環境問題に、化学的な視点からアプローチするための幅広い知識や技術、そして研究の進め方を学びました。

他大学、他学部と比較した本学部の特徴として、環境と化学という、密接に関連した学問分野をバランス良く学べる点が挙げられます。その点に少しでも魅力を感じた方は、ぜひ 本学部で学び、そして社会で活躍する技術者を目指して頂きたいです。

私の「技術者」としての第一歩

平成20年度 環境物質工学科卒業

現在私は、技術者として、生産技術に携わる仕事をしています。

生産技術業務では製造プロセスや原料の特性を把握する必要があり、製品分野毎に異なる知識が求められます。環境理工学部や環境学研究科では、理系学部で学べる一般的な分野に加えて、「環境」を始め、多くの化学分野について学ぶきっかけを与えてもらいました。今の業務にはそれらを通して得た知識が役立っていると思います。

今や、「環境」というキーワードを抜きに成立する化学や技術は無い、と言っても過言ではないと思っています。そういった意味でも、環境理工学部・環境学研究科は今の私の、そして目指したい技術者としてベースを築いてくれた場所だと思っています。